断捨離 = 目標設定+加齢
こんばんは。
1月いっぱい、『透明な世界へ』の執筆・校正をして、それを一通り終えましたので、2月からそれまでの生活習慣に戻すことにしました。それまでに研究と執筆は毎日の生活に組み込んでいたので、ほとんど変わらないと言えばそれまでなのですが、毎朝のストレッチと、週2回のサイクリングを再開しました。この一ヶ月、背中を丸めて、必死なって、コンピュータの画面を見つめ続けていたので、久しぶりに自転車でちょっと山の方まで出かけると、新鮮に思えました。まあ、ひどい生活をしていたなと、逆に反省するくらいです。
私は週2回、夕食の担当もしていますので、そのためにこの1ヶ月は時間が欲しくて、自転車でスーパーマーケットに行っていたのですが、それも止めて、歩いていくように戻しました。それだけで、一日8000歩はクリヤーできます。この地域の人は、歩いて数分のところにあるコンビニでも車に乗って行くみたいで、大阪に住んでいた私からしたら、自分で運動の機会を失っているとしか思えません。帰りに重い荷物を持って歩いて帰れば、なおさら運動に負荷がかかり、体に良いことしかないわけですけど、それを嫌がるのですね。不思議です。まあ、ここはトヨタのお膝元みたいなところですから、車に乗ることが当たり前というように、教育されてきたのでしょう。でも、たぶん70歳になる頃には、大きな差が出てくると思います。私の母親は86歳の現在でも、電動ではありますが、自転車に乗って買い物にいきますし、週に3回は朝1時間程度のウォーキングをしています。だから、ちょっと呆れ返るくらいに元気でいてくれています。近所でも、おしゃれで溌剌としてすごい、と評判であると、近所の人から聞きました。これも私の家には「車がない」から、です。まあ、もし問題があるとしたら、この厳冬期に自転車で病院に行って、体温を測ってもらうことになると、おでこでは「測定不能」か、「34度」と表示されることが多く、いつも行っている病院の受付の方は、私が自転車用のヘルメットをかぶって入ってくると、「もうふあ可能ね」と言って、一応おでこに体温測定器を当てるのですが、「やっぱりね、お待ちください」とおっしゃるのが慣例になっています。
私の方は、もちろん、次の本の執筆をしていますが、とりあえず自著を出版したので、このあたりで、断捨離を再開しようと思いました。以前は2年ほど前に、断捨離を行い、LPを100枚程度、CDを200枚程度処分しました。それからたまに釣り道具などで不要なものを売り払ったりしています。
そして今回は、妻の手を借りて、私が予備校講師時代に来ていた、ワイズやヨウジ・ヤマモトの服のほとんどを売ることにしました。合計50着以上かなあ。ある講師の方に、このブランドを教えてもらってから、はまってしまって、20年近く、ほぼ毎シーズン買ってきました。ついにこの日がきたんだなあと思えます。まあ、最近着る機会は全くないですからね。
さらに、またLPとCDとDVDも断捨離しようとしています。今回はクラシック関連を中心に、LP100枚、CD100枚ですね。DVDはつまらないものを数枚。
ただ、本当は、書籍の断捨離をしたいのです。とりあえず、裁断してスキャナで読み込んで捨てるか、それとも、やっぱり読んでから捨てるか、これに関してはちょっと迷っています。マルクス関連は持っておきますが、現代思想関連は、正直言って、不要だとはっきりわかっていますから、どうしようかなあ。
つまり、いらないものを認識するということは、きちんと目標が定まれば、比較的楽におこえる、ということです。ですから、部屋が散らかっていたりする人は、生きる目標が定まっていないから、必要なものと不必要なものの峻別ができないのです。断捨離を断捨離のためだけに行うのは、どれを捨てるべきか迷って当たり前です。ですが、目標があって、それが本当に大切なものであれば、そのために大切ではないものは、割と簡単に区別できます。
もう一つ加えると、加齢も大きな要素です。あと生きて何年と、大体の予測ができれば、それまでにはこれらは消化できないだろうとか、これがあれば、あれはいらないな、とか、判断しやすくなる、というのは、悲しいかな、事実です。時間が少なくなる分、その時間内に扱うことができるものが少なくなるのは当然です。若い方は、あまり断捨離しない方がいいです。後悔すると、その先、何年も後悔することになりますから。
断捨離 = 目標設定➕加齢 という等式は、厳密に数値の設定はできませんが、まあ、20年後でも聴きたいと思うもの、あるいは、聴く価値のあるものはどれかなあ、と考えれば、LPとCDで合計120枚程度あればいいでしょう。私の場合、昼間に執筆や研究している時には、NHK FMの「クラシックの庭」を聞いていますし、ね。クラシックをLPやCDで聴くのは、金曜日から日曜日です(金曜日のFMはオペラで、私はオペラを聴きながら勉強できないのです)。また、LPは確かに音は良いし、その音楽だけに集中して聴く場合には良いのですが、手間がかかります。それを楽しむのも良いのですが、研究しているときに、いちいち机から離れてLPをひっくり返したり、綺麗にジャケットに収めるのも大変です。私は一方で、マッキントッシュに録音したCDを、Air Macという方法で、ステレオに繋いで聴くこともあります。比較的、音は綺麗です。無線でステレオから流すとしたら、これが一番良い方法だと、あるオーディオ評論家の方も述べていました。この機会にすべてのCDを録音し、将来、体が動かなくなっても、良い音楽を聴くことができるように備えることにしました。
あ、『透明な世界へ 第1部』が、アマゾンの「西洋思想」部門での売上が215位に入りました!あんな高い本を買ってくださった方、ありがとうございます。できる限りのフォローをしますので、疑問等があればコメントください。