B.T.T.B. Back to the basic そして、透明な世界へ

資本論の価値論に関する論説 等

阪神・淡路大震災から31年か

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 今日、出版申請を行ったのは、偶然でもありますが、忘れもしない、阪神・淡路大震災の起こった日です。

 翌日に京都での授業が昼からある予定でしたが、会議が16日に愛知県で行われたので、愛知県の実家にその日は泊まって、翌日の朝、新幹線で京都に行き、授業をしようとしていたのでした。

 朝、5時47分ごろに地震があり、目を覚ましたのですが、その頃は、東海地震が起こる可能性の方が大きく報道されていたので、「ああ、この程度で良かったな」と思い、すぐに寝ついたのです。9時ごろに起きて10時に電車に乗れば間に合うな、と思いつつ。

 すると、8時ごろに、母親が部屋に入ってきて、「神戸が大変なことになっているよ!」と大きな声で言うので、起きてテレビを見たら、真っ先に目に飛び込んできたのが、例の高架になっている高速道路が傾いている映像でした。即、京都校に電話して、今日の授業はどうなるのか、と聞くと、とにかく京都の方はあまり被害はなく、校舎も被害はないけど、とりあえず、本日は休講にする、というので、二日で1セットの授業を受け持っていた私は、じゃあ明日は?って聞くと、「やります」という返事が帰ってきたので、びっくりしました。

 翌日、京都までは新幹線も開通しており、授業に向かいましたが、講師室では、さすがに他の講師の方々も「やるか??」って言っていました。まあ、私大を受験する生徒たちにはまさに最後の頑張りどころだったので、こちらも文句も言えず、そのまま授業をしていました。授業中も震度3程度の地震が起こって、生徒のみなさんが「わあ!」って声を出していたのを覚えています。

 私が勤めていた予備校は、当時はまだ神戸には校舎を構えていなかったのですが、神戸市内にお住まいになっている講師の方はいらっしゃいました、一緒にテキストの作成に携わっていた先生で、神戸に新築のマンションを購入したばかりの時、被害にあいました。後日、会った時にお聞きしたところ、当日の朝は、たまたま、5時30分ごろに起きて、キッチンに行っていたとのことで、怪我をすることはなかったのですが、振り返ると、寝室の本棚がバク転してベッドに倒れた、と言っていました。怪我をされなくて良かったと思います。その後、そのマンションは、液状化現象に見舞われ、住むことができなくなったとのことです。その先生は、それがきっかけかどうかはわかりませんが、人生に対して考え方が変わられたようで、予備校講師を辞めて、旅にでたりしていました(今、どうされているのか、わかりません)。

 私が通っていた、神戸の古本屋さんもその後閉店を余儀なくされ、私が(神戸校ができるまで)神戸を訪れることはなくなりました。


 本日は、『報道特集』という番組で、大震災や大災害からの「遠因死」の特集をしていました。結婚を間近に控えた女性が、相手の男性を失った悲しみから自殺したり(これはJRの福知山線の大事故において、です。この日、私は、また京都校に出向いていて、授業から帰ってきたら「林さん、JRの福知山線で大事故が起こったみたいやで」と女性の先生から、喫煙室で教えてもらったことを今でも覚えています)、多くの「関連死」があるということを伝えていました。そういえば、東北の大震災と大津波が起こった時も、京都校で会議をしていた時で、東京から来ていた講師二人が、帰ることができなくなり、京都に宿泊したということがありました。なんだか、因縁めいていますが、いづれも京都校と関わっています。

 私のまわりで、自然災害によって死亡したという人は、幸いにもいないのですが、これはいつ何時、自身に起こるかもしれませんので、全く人ごとではありません。自宅の家具や置物、電化製品等は、ほぼ全て固定しています。書棚の本の下には、百均で買ったゴム製の網シートを引いています。実際にこれを行なっていた人によると、阪神・淡路大震災の際、本が落ちてこなかったとのことです。棚の大きさに合わせてゴムシートを切って、本の下に引くだけです。ついで掃除もできます。これは両親の家においても、私がそうしました。最近では、家具が倒れたりして、電気コードなどが破損し、その後、通電が再開した際に起こるショートを防ぐために、大地震が起こったらブレーカーが電気を遮断するように細工をしました。両親には2階で寝るようにしてもらい、我々は新居を平屋にしました。


 自分たちの身を災害から守ることは、もちろん自分たち自身のためですが、これは、直接災害の被害を受けてこなかった者にしてみれば、災害で亡くなった方々から頂いた教訓を活かすことであり、ひいては、その人々の命を無駄にしないことにつながるとも思えます。


 一方、震災や津波などは自然災害そのものといっても良いのですが、熱波や極端な寒冷化などは、温暖化と関連しており、我々の生活を改良することで未然に防ぐことができることでもあります。

 ”自然”災害防止の基礎を知るために、今の資本主義体制を早期に脱却しなければならない理由を知らなければなりません。ぜひ、私の著書を読んで、考えていただけると嬉しく思います。

 自然災害と称されている災害の多くが、本来は、人為的災害と呼ぶべきものであることは、みなさん承知のことですが、ではなぜそれを止められないのか。それが今問われるべき問題なのだと思います。

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